依頼者運転車両(SUV車)が、信号のない十字路交差点において、一時停車して、歩行者が横断歩道を渡り終えるのを待っていたところ、相手方運転の軽自動車に追突された事案です。依頼者に過失はありません。
追突事故の被害者が傷害慰謝料を約1.5倍にできた事例(弁護士費用特約利用)
事案の概要
解決のポイント
解決の経緯
依頼者は、今後の保険会社とのやり取りや事故による車両の評価損について相談するため、事故から約1週間後に、(オンライン)相談いただき、受任となりました。
事故の約4か月後に治療が終了し、交渉を開始しました。受任から約5か月後、主に傷害慰謝料の増額により、既受領額を除き合計約60万円(当初提示額の約1.5倍)で示談することができました。
傷害慰謝料について、相手方保険会社は、当初、最も低い自賠責基準(当方請求額の約6割)で提示してきましたが、交渉の結果、当方請求額の9割での決着となりました。
なお、車両の評価損については、裁判例など検討しましたが、年式、走行距離などから認められにくいケースであり、本件でも獲得できませんでした。